人事戦略・人材戦略コンサルティング事業計画から必要な人材を描き、制度・採用・育成まで変える

「どんな人材が、いつまでに、何人必要か」を経営の言葉で決め、人事の仕組みに落とし込みます。

人事の仕組み評価・報酬採用育成配置必要な人材 事業計画売上・事業展開・生産性必要な人材どんな人材が何人必要か人事の仕組み評価・採用・育成・配置 事業計画から逆算

人事戦略・人材戦略とは

人材戦略は、経営戦略の実現に必要な人材の質と量を決め、採用・育成・配置・評価の打ち手をそろえる計画です。人事制度は、その実行手段の1つです。

事業計画 → 必要な人材 → 人事の仕組み拡大する

人事戦略・人材戦略・戦略人事・人的資本経営の違い

人的資本経営は、人材を「資本」と捉えて企業価値の向上につなげる経営の考え方です。その中で、人材戦略が「どんな人材が何人必要か」を決め、人事戦略が等級・評価・報酬などの制度と運用で実現します。

人材戦略の見直しが求められる背景

事業・技術・労働市場の変化が同時に進み、新卒を長く育てる前提の人事の仕組みに歪みが出ています。

事業の変化

既存事業のコモディティ化と、新しい事業への移行

デジタルの進化

デジタル人材の獲得・育成と、全社員のデジタル活用

労働市場の変化

売り手市場とキャリア観の変化、中途採用の競争の激化

約1,300万人

生産年齢人口の減少(2020→2040年)

2023年3月期から

有価証券報告書で、人材育成方針・社内環境整備方針の記載が必要に

出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」、金融庁「企業内容等の開示に関する内閣府令」改正(2023年1月)

生産年齢人口の減少と人材確保の前提の変化拡大する
有価証券報告書における人的資本開示の義務化拡大する

人が採れることを前提にせず、
事業計画から必要な人材を逆算する。

採用・育成・配置のどれで埋めるかを、経営の言葉で決めるところから始めます。

人材・人事でよくある6つの課題

ご相談の多くは、人事制度そのものではなく、事業と人材のずれから始まります。

1人材ポートフォリオ

新しい事業を任せられる人がいない

原因
事業の変化に、人材の構成が追いついていない
打ち手
長期の人材ビジョンと人材ポートフォリオの策定

2中途採用

中途で採っても、定着しない

原因
採用の条件が市場で戦えない。迎える側の土台がない
打ち手
採用の条件と受け入れの整備

3育成・研修

研修をしても、必要な力が育たない

原因
求める人材と研修の中身がずれている
打ち手
育成モデルと研修体系の作り直し

4人事制度

入れた制度が、現場で回っていない

原因
ジョブ型・360度評価などが根詰まりしている
打ち手
評価と育成をつなげた制度の見直し

5次世代の経営

次の経営を担う人が見えない

原因
経営人材を、計画的に育てていない
打ち手
後継者の計画と選抜型の育成

6カルチャー

部署ごとにバラバラで動いている

原因
縦割り・内向き・指示待ちの風土
打ち手
風土の診断と、行動を変える評価・報奨

まずは課題の整理から今の人員構成と事業計画をうかがい、どこから手をつけるかをお伝えします。

人材戦略について相談する

人材ポートフォリオの作り方

人材ポートフォリオは、事業に必要な人材を「人材クラスター」に分け、将来の必要数(需要)と確保できる見込み(供給)を比べたものです。要員計画の土台になります。

要員シミュレーション(イメージ)

事業計画どおりに進めると、3年後に新規事業の担い手が120名不足する。

必要人数は現在の120名から3年後に260名へ増える一方、採用・異動・退職を織り込んだ確保見込みは140名にとどまる。この差を、採用・育成・配置のどの打ち手で埋めるかを決める。

必要な人数(需要)確保できる見込み(供給)

080160240320(名) 現在1年後2年後3年後4年後5年後 120名足りない必要260名 − 見込み140名 120名260名140名300名140名

人材ポートフォリオをつくる6つの手順

手順

インプット

類型化

供給の予測

需要の予測

ギャップ

打ち手

内容

前提の確認事業計画、デジタル化の影響、社内で持つ機能を確かめる
人材クラスターの定義事業・機能ごとに必要な人材の型を分ける
将来の供給採用・異動・退職から、確保できる人数を予測
将来の需要事業戦略・技術・生産性から、必要な人数を予測
需給の差の判定クラスターごとに過不足とリスクを見る
打ち手と年間の運用採用・育成・配置を決め、毎年の計画で見直す

人材戦略の策定で決める3つのこと|Why・Where・How

3〜5年先を見据えた長期の人材戦略は、「なぜ変えるのか」「どこを目指すのか」「どう実現するのか」の順に決めます。

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人的資本の情報開示にも使える

上場企業や上場準備中の会社では、有価証券報告書に人材育成の方針と社内環境整備の方針、その指標と目標を書く必要があります。

上場準備の労務は労務監査・IPO労務是正支援で対応しています。

有価証券報告書 第2【事業の状況】 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 (1)人材の育成に関する方針 (2)社内環境整備に関する方針 (3)指標及び目標 新規事業を担う人材 120名260名 実績目標 管理職に占める女性の割合 12%目標 20% 実績と目標 1人あたりの研修時間 10時間 目標 20時間 目標まで50% 実績目標
有価証券報告書の記載イメージ(数値は例)

人事制度を変える前に決めること

評価制度だけを先に変えても、必要な人材は揃いません。制度の見直しの前に、次の4つに答えを出します。

制度を変える前に答える4つの問い

  1. いつまでに、どの質と量の人材が必要かそのうち、どこまでを社内で育てるか
  2. 今いる人材を、どの程度ほかの業務に移せるか今のスキルの水準と、学び直しで移れる範囲
  3. 外部からどの程度採用できるか採用市場での自社の立ち位置と、そのために必要な条件
  4. 今の人事制度で実現できるか採用・キャリアパス・評価を、具体的にどう変えるか

答えをもとに選ぶ7つの打ち手

人事評価制度
コンサルティング

等級・評価・報酬の設計

  1. 1キャリアパス

    等級ごとのモデルとなるキャリア、管理職と専門職の分かれ道

  2. 2評価

    学びと成長、事業への貢献を評価に入れる

人材育成・
研修支援

研修体系と研修の実施

  1. 3育成

    研修・OJT・コーチング・学び直し

  2. 4リーダー層の強化

    選抜型の研修と、後継者の計画

採用コンサルティング・
採用代行

採用戦略と採用の実務

  1. 5採用

    新卒採用の見直し、中途採用の強化、提携による補完

人事戦略・人材戦略
コンサルティング

本サービス

  1. 6リテンション

    辞める理由の分析と、体系だった打ち手

  2. 7異動・社外転進

    スキルの見極めと、異動・キャリア支援の仕組み

組織変革の進め方

組織や人事制度を変えるとき、時間がかかるのは設計よりも合意形成です。

組織変革の5つのステップ

段階

現状の診断

方針の決定

制度の設計

説明と合意

移行と定着

内容

数字と声で確かめる制度・人員・人件費を整理し、社員アンケートと面談で課題を聞く
経営で決めるなぜ変えるのか、何を変えないのかを経営会議で決める
管理職と一緒につくる新旧の比較と人件費の試算をし、現場で回るかを確かめる
一人ひとりに示す説明会と個別面談で、本人の処遇がどう変わるかを伝える
段階的に移す移行期間を置いて導入し、1年目の運用を点検する

合意形成の進め方

合意形成は、導入直前の説明会だけでは間に合いません。相手ごとに関わる段階を分け、早い段階から巻き込みます。

相手関わる段階進め方
経営層決める人診断・方針変える理由と、変えないことを言葉にして決める。社員への説明は、経営者が自ら行う
管理職現場で運用する人設計・説明設計の段階から加わってもらい、評価や配置が現場で回るかを確かめる。部下への説明役になってもらう
社員制度の対象になる人診断・説明最初にアンケートと面談で課題を聞く。導入前に、本人の等級や給与がどう変わるかを個別に示す
従業員代表過半数代表者・労働組合説明就業規則の変更について意見を聴く。労働組合がある場合は、団体交渉で協議する

就業規則を変えるときの手続き

① 意見の聴取

従業員代表(過半数組合、ない場合は過半数代表者)から意見書をもらう

② 労基署への届出

常時10人以上を雇う事業場は、意見書とともに変更後の規則を届け出る

③ 社員への周知

掲示・書面・社内システムなどで、いつでも見られる状態にする

制度の設計から、就業規則の改定・届出まで一気通貫で社労士事務所のため、新旧の比較・影響額の試算、規程の改定と労働基準監督署への届出、社員への説明までを担います。

人材戦略について相談する

人事戦略・組織変革の支援事例

人材ポートフォリオ要員計画

製薬メーカー|中期経営計画から逆算した人材ポートフォリオの策定

主力品の特許満了と注力領域の転換に向け、営業・メディカル・デジタルの人材の過不足を数字で示し、配置転換・学び直し・採用の計画まで落とし込んだ事例。

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人材戦略人事制度の見直し

ガス会社|事業転換と世代交代に備えた人材戦略と人事制度の見直し

自由化と脱炭素で事業の柱が変わるなか、新規事業を担う人材の確保とベテラン技術者の技能継承を両立させる人材戦略を描き、等級・評価制度の見直しまでつなげた事例。

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ほかのご支援事例人事評価制度・研修・採用・労務顧問など、業種やテーマごとの事例を掲載しています。

ご支援事例を見る

経営の言葉で決めた人材戦略を、
社労士として現場のルールに落とし込む。

戦略の策定から、就業規則の改定・届出、社員への説明、導入後の運用まで。方針で終わらせず、会社の仕組みとして動くところまで支援します。

支援の進め方と納品物

現状を数字と声で確かめるところから始め、方針・人材ポートフォリオ・施策の順に決めます。決めた施策は、規程の改定と社員への説明まで進めます。

時期

1か月目

2か月目

3か月目

4〜6か月目

導入後

内容

現状の可視化人事データの分析、経営・現場へのヒアリング、社員アンケート
方針の策定変えないこと・変えること、目指す状態と指標を決める
人材ポートフォリオ人材クラスターごとの需給の差と、要員計画をまとめる
施策の設計制度・採用・育成の見直し案と、実行の順番を決める
実行と定着規程の改定・届出、社員への説明、定期的な点検

納品物

現状分析レポート人員・人件費・離職の推移
ヒアリング記録
人材戦略の基本方針経営会議の資料として
指標と目標の一覧
人材ポートフォリオ表クラスター別の需給
要員計画・人件費の試算
施策のロードマップ3年分の実行計画
制度の見直し案
規程の改定案改定リスト付き
社員向け説明資料

期間は会社の規模と範囲で変わります。人材ポートフォリオだけ、施策の設計だけの切り出しもお受けします。

人事戦略・人材戦略コンサルティングの料金

人材戦略の策定|3〜6か月のプロジェクト(税別)

範囲と期間をうかがい個別にお見積り

現状の分析、方針・人材ポートフォリオの策定、施策の設計、経営会議への同席を含みます。会社の規模、事業の数、ヒアリングの人数によって変わります。

人事評価制度の構築
500,000円〜
採用戦略の立案(採用コンサルティング)
月額1,000,000円
研修講師(1回60〜120分)
100,000円〜

金額はすべて税別です。

範囲と期間でお見積りします他社の提案と比べたい場合は、提案書をお持ちください。

見積りを依頼する

人事コンサルティング会社の選び方|依頼先の比較

戦略・総合系
コンサル会社
人事コンサル
会社
社内で進める
事業計画から逆算した人材戦略戦略コンサル出身会社による
制度・採用・育成への落とし込み方針で終わりやすい
規程の改定・不利益な変更の確認社労士業務範囲外が多い
導入後の運用・定着労務顧問とつながる
中堅・中小企業での依頼しやすさ費用が高額になりやすい
相談する

◎ 対応できる ○ 条件つきで対応できる △ 対応が限られる × 対応できない(一般的な傾向で、依頼先によって異なります)

altruloopの人事戦略コンサルティングが選ばれる理由

社労士事務所altruloopのメンバー

戦略コンサルティング会社出身者が、経営と人事の両面から設計

総合系・戦略系のコンサルティング会社で、事業戦略と組織・人事の案件に携わってきたメンバーが担当します。経営の視点で事業計画から必要な人材と人件費を逆算し、人事の視点で等級・評価・報酬や採用・育成に落とし込むため、経営会議でそのまま議論できる形になります。

事業計画から逆算する要員・人件費計画拡大する

経営・人事・労務の3つの視点で一気通貫に対応

戦略を決める人、制度をつくる人、規程と労務を確かめる人が分かれていると、どこかでずれが出ます。社労士事務所が母体のため、規程の改定・届出・不利益変更の確認まで一気通貫で対応します。

経営・人事・労務の3つの視点で一気通貫に対応拡大する

税務・法務・金融まで、グループで対応

組織再編やM&Aに伴う人事の統合では、税務・法務・登記の論点も同時に出てきます。altruloopホールディングスの弁護士・税理士・司法書士・行政書士と連携して、ひとつの窓口で進めます。

altruloopホールディングスの体制拡大する

人事戦略・人材戦略を担当する専門家

社会保険労務士 野澤 惇

株式会社altruloopホールディングス/社労士事務所altruloop 代表

野澤 惇Jun Nozawa

代表紹介を見る
資格
社会保険労務士(登録番号 第13250298号)
専門領域
  • 人事・労務DD
  • IPOを見据えた労務監査・是正
  • 就業規則作成・見直し
  • 人事評価制度の構築・刷新
  • 労務顧問(労務相談・手続き代行・給与計算)
支援業界
建設、製造(医療機器・製粉)、食品卸・食品輸入、飲食、小売・アパレル、人材派遣・SES、IT・ソフトウェア、コンサルティング、広告・マーケティング、医療・介護・福祉、整骨院・鍼灸、医薬品、教育・出版、保険代理店、投資ファンド、公益財団法人、旅行・留学

人事戦略・人材戦略コンサルティングのよくある質問

料金・依頼の範囲

人事コンサルティングの費用はどのくらいですか?

人材戦略の策定は、範囲と期間(目安3〜6か月)をうかがって個別にお見積りします。会社の規模、事業の数、ヒアリングの人数によって変わります。個別のサービスでは、人事評価制度の構築が500,000円〜、採用戦略の立案が月額1,000,000円、研修講師が1回100,000円〜です(いずれも税別)。

人事評価制度の見直しだけを依頼できますか?

できます。制度の構築・見直しは人事評価制度コンサルティングで対応します。ただし、必要な人材の質と量が決まっていないまま評価制度だけを変えると、運用で行き詰まることがあります。最初の打ち合わせで、人材戦略から手をつけるべきかどうかもお伝えします。

期間はどのくらいかかりますか?

人材戦略の策定は3〜6か月が目安です。現状の分析に1か月、方針と人材ポートフォリオの策定に2か月ほどかけ、そのあと制度・採用・育成の施策を設計します。人材ポートフォリオだけ、施策の設計だけの切り出しもお受けします。

中小企業でも人材戦略は必要ですか?

必要です。中小企業ほど、1人の退職や採用の失敗が事業に与える影響が大きくなります。大企業のような詳しい分析は必要なく、主要な職種ごとに「3年後に何人必要か」「今のままで何人いるか」を比べるだけでも、採用と育成の優先順位がはっきりします。

人事戦略・人材戦略の基礎知識

人事戦略と人材戦略の違いは何ですか?

人材戦略は、経営戦略の実現に必要な人材の質と量を決め、獲得・育成・配置する計画です。人事戦略は、それを実行するための人事の制度と運用の方針で、等級・評価・報酬や労務管理、人事部の体制を扱います。使い分けは会社によって異なりますが、人材戦略を先に決め、人事戦略で実行する順番が基本です。

人材ポートフォリオとは何ですか?

事業に必要な人材を、職種や役割ごとの「人材クラスター」に分け、今の人数・将来必要な人数・確保できる見込みを並べたものです。需要と供給の差から、採用・育成・配置転換などの打ち手を決めます。要員計画や人件費の計画の土台になります。

人的資本経営とは何ですか?何から始めればよいですか?

経済産業省は、人材を「資本」と捉え、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値の向上につなげる経営としています。最初の一歩は、経営戦略と人材戦略をつなげることです。事業計画から必要な人材を整理し、今の人員とのずれを把握するところから始めます。

有価証券報告書の人的資本の開示には対応できますか?

2023年3月期から、有価証券報告書に人材育成の方針と社内環境整備の方針、その指標と目標を記載する必要があります。当事務所では、方針と指標の整理まで支援し、開示の数字として使える形にまとめます。書類の作成そのものは、IR担当や監査法人と分担します。

導入・運用

人事制度を変えると、給与が下がる社員が出ませんか?

出ることがあります。就業規則の変更で労働条件を不利益に変える場合、社員の同意がなければ、変更の合理性と周知が必要です。調整給や移行期間を置いて段階的に移す方法を含め、変更後の人件費を試算しながら設計します。

社内に人事の専任がいなくても進められますか?

進められます。資料づくりや論点の整理、全体の進行は当事務所が担います。社内では、人事データの提供と、経営会議での議論・意思決定をお願いしています。制度の導入後は、労務顧問として日々の運用もお手伝いできます。

オンラインや東京以外でも対応できますか?

できます。打ち合わせはオンラインで行い、経営会議やワークショップは訪問して実施することもできます。事務所から30kmを超える場所への出張は、交通費・宿泊費を実費でいただきます。

人事戦略・人材戦略のご相談

事業計画、今の人員構成、困っていることをお聞かせください。どこから手をつけるかと、進め方・お見積りをご提案します。人材ポートフォリオだけ、制度の見直しだけのご相談もお受けしています。